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◇愛情教育、この指とまれ◇その249◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.59 竹澤 伸一
畑地明日香(ハタジ アスカ)さんの「夢」。「世界一の教師になること」。この「世界一」には2つの意味があります。
実は、畑地さんはすでに2回、名産大のホームページに登場しています。1回目は2017年12月22日。本連載の「その74」。度々登場する、名産大ウェイトリフティング部指導者の平井一正先生が、通勤電車の中で見初めたスポーツ選手として。オリンピアンの平井先生が、その「目つき」に一発で惚れた逸材です。
2回目は同ホームページの2018年3月30日および4月1日の記事。「名産大ウェイト娘」の1人として。全日本の大会で着々と実績を残している先輩に混じって、早くも存在感を発揮しています。すでに平井先生の導きによって、「二人三脚成功物語」の道を歩み始めているのです。
だから畑地さんの「1つ目の世界一」。オリンピックで金メダルを獲ること。女子ウェイトリフティング界では、日本人として誰も成し得てないこと。三宅選手の銀メダルが最高。金メダルを獲って、師匠の平井先生(モントリオールオリンピック銅メダリスト)を超えるつもりなのです。
そんな畑地さんが、なぜか「教育原理Ⅰ」の授業にいます。なるほど「目つき」が違います。私も剣道家の端くれなので、日々、負けないように対峙しています。
(つづく)