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◇愛情教育、この指とまれ◇その251◇名産大新入生の夢をご紹介します。 vol.61 竹澤 伸一
「私の今の夢は、一生サッカーというスポーツに関わっていきたいということです。」こう語るのは加佐幸音(カサ ユキト)くん。
加佐くんが、「一生サッカーを」と語るのには訳があります。小学校の頃からサッカーをしてきて、サッカーが大好きになり、生活の一部になっているからです。著名なマンガである『キャプテン翼』にあるセリフ、「ボールがトモダチ」を、地でいっているのではないかと思います。
もちろん加佐くんは、大学生になった今でも、プロになることを目指しています。ただ、たぶんご本人も自覚していると思いますが、プロサッカー選手になれる確率は極めて低いです。でも、選手としてどのタイミングで成長(ブレイク)するか、本人も指導者もわからないことが多いと思います。
そして時には、何らかの挫折を体験することで、成長のきっかけをつかむことすらあります。大切なことはあきらめないこと。あきらめない人には、道は開けます。
加佐くんは言います。「選手としては終わらないといけない時が来るかも知れないけれど、指導者は死ぬまで続けられるものだと思うので、どんな形であっても、サッカーに関わっていきたいと思います。」
「どんな形であっても・・。」ここから私は加佐くんの、「無限のサッカー愛」を感じます。
(つづく)