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◇愛情教育、この指とまれ◇その262◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.2 竹澤 伸一
大久保俊秀(オオクボ トシヒデ)くん。九州の某県出身のナイスガイです。2年生に進級して数か月、コミュニケーションの輪が広がり続けていると言います。
大久保くんは、サッカー部の同僚とは、入学以来、日々コミュニケーションをとってきました。私も、名産大サッカー部員の動向は、関心を持って毎日モニターしています。大久保くんを含め、サッカー部の2年生は、切磋琢磨という表現が本当に似合う集団に見えます。だから大久保くんにとって、部員同士のコンタクトは、大変居心地の良いものとなっていると思います。
でも、どうやら大久保くんは、その「居心地の良さ」だけでは満足できなくなってきたようです。サッカー部以外の知人を増やそうと、意識を広げつつあるようです。
ところで、ある私の知り合いの心理学者が、こんなことを言っていました。「知人と友人の違いって何だろう?」読者の皆さま、どう思われますか?
彼、いわく、「知人は、程度の差はあれ利害関係で結びついている存在だが、友人は利害関係を超えて、あるいは利害関係なしに結びついている存在」だとか。
大久保くんには、「友人」はたくさんいると思います。そして現在、少しずつ「知人」を増やしているのだと思います。
(つづく)