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◇愛情教育、この指とまれ◇その330◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.70 竹澤 伸一

 「己に厳しい」Fくん(仮名)、部活動に相当気持ちを入れて頑張っています。「嫌な気持ちを持つことは度々あります。でも、前向きに乗り越えようとしています。すると小さな満足感が生まれます。その小さな満足感が積み重なっていくと、大きな満足感に変わります。そこの変わり目が楽しいですね。」Fくんの話し方は、やや哲学的です。あるいは修行僧と話しているような錯覚も持ちます。

 でもFくん、こうも言います。「大きな満足感であっても、いったん感じたら、すぐに忘れるようにしています。いつまでも同じ満足感に浸っていたら、そこで成長が止まってしまいますからね。」なるほど、想像以上にストイックさを持ち合わせているようです。

 そこで、こっそりFくんの学修成績を検索してみました。なるほど、やはりそうなんだ。思った通りなんだ。

 大学というところは、年度ごとに、あるいは学年ごとに、履修・取得できる単位の上限が定められています。仮に半期で考えると、1日5限あって、月曜から金曜の5日間をすべて埋めると、2単位✖25コマで、最大50単位まで取得できます。でも、たぶんそれでは、予習も復習も間に合わず、加重な負担になることから、「半期で何単位まで、年間何単位まで」と上限が定められています。

 ではFくんは、どうなのでしょう。現在2年生の半ば、半期を3つ終えています。上限は〇〇単位ですが・・。続きは次回ということにいたします。

(つづく)