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◇愛情教育、この指とまれ◇その334◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.74 竹澤 伸一

 「私の将来の夢は、仲良く家族で過ごすことです。」長縄遥輝くんは、遠くを見つめるように言いました。「子どもは2人欲しいと思っています。1人目は女の子、2人目は男の子が欲しいです。子どもには、何かスポーツをさせたいです。そして奥さんと一緒に、子どもたちが出場する試合を見に行きたいなと思っています。」長縄くんは、ますます遠くを見るような目をして言いました。ついでに「テーマパークなどにも、家族と行ってみたいなあ。」と、表情を崩しました。

 絵に描いたような幸せ家族像です。でもこれが、人間生活の基本ですよね。私の家族は、奥さんと娘2人で、いわゆる「お出かけの行き先」は、ほぼすべて「女子側」に牛耳られてしまい、私の役割は、「お財布」と「アッシー君」でしたが・・(汗)。でも、それでも、とっても幸せでした。

 以前にも記しましたが、名産大の目指すところは、卒業後に「就職して終わり」ではありません。「職業教育を通して社会で活躍できる人材の育成」が建学の精神ですが、社会で活躍するための基盤として、「幸せな家族」があると思います。

 長縄くんの「幸せ家族づくり」を、いかに応援していけるか。「応援する大学」をスローガンとし、「愛情教育」を根底とする名産大の教職員1人1人が、日々考えていきます。

(つづく)