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◇愛情教育、この指とまれ◇その337◇名産大2年生の成長物語をお届けいたします。 vol.77 竹澤 伸一
実は半田彪人くんは、名産大サッカー部員です。ですから「コミュニケーション磨き」の現場の1つは、サッカー部ということになります。もはや100人に迫ろうとしているサッカー部員。毎日のコミュニケーションも、なかなか大変だと思います。
思い出されるのは、ハリル・ジャパンのハリルホジッチ元監督。真相は藪の中ですが、マスコミ的には、突然の辞任の理由が、選手とのコミュニケーション不足だと言われています。かくのごとく、コミュニケーションの問題は、重大な局面を作り出すのです。
「サッカーの指導者」も志す半田くん。教職のことを併せて考えれば、小・中・高校生とのコミュニケーションの問題が、大きなウェイトを占めることが予想されます。さらに、子どもたちの背後に存在する親御さんたちとのコミュニケーションの問題も、想像以上に大きいです。
何度か記しましたが、私は中学校の剣道部顧問を約30年間務めました。この顧問としての泣き笑いが、私を大きく成長させてくれたことは確かです。もちろん、部員である中学生とのコミュニケーションの問題も大きかったですが、保護者の皆さまとの交流を絶えずしていたからこそ、「退部者ゼロ」という大きな成果をあげたのだと思っています。
半田くん、これからもコミュニケーション即ち「心の交流」の話をしていきましょう。
(つづく)