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◇愛情教育、この指とまれ◇その346◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.6 竹澤 伸一
「私は今、四元中継で生活していると思っています。」こう語るのは松岡建晟(マツオカ ケンジョウ)くん。一見、はにかみ屋の中に、強い意思を感じさせる人です。
では、「四元中継」の中身は何でしょう?「授業・ゼミ」「教職」「部活動」そして「アルバイト」。なかなかに多忙です。それに加え、3年生なのでインターンシップもあります。短期的には「五元中継」でした。
これだけの「中継」、つまりチャンネルを持っていれば、いかに「はにかみ屋」の松岡くんであっても、コミュニケーション能力は上がります。それに、松岡くんを取り巻く環境が、いつでも温かいので、冗談を言ったり、多少、馬鹿をやっている間に、「伝え・伝えられる」力はついていきます。もしも私に、大学生の息子がいたら、こんな有難い環境に浸らせてみたいです。
ところで、松岡くんと出会って以来、ずっと気になっていることがありました。松岡くんのお名前に使われている「晟(ジョウ)」という字です。そこで試しに調べてみると、「壮大な夢に向かって一歩一歩、しかも明るく努力する」とありました。ご両親の願いが込められた、馥郁(ふくいく)たるお名前です。
さあ、それでは、名産大で松岡くんがどのような成長曲線を描いているか、少しずつ見て行きましょう。
(つづく)