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◇愛情教育、この指とまれ◇その360◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.20 竹澤 伸一

 小西航太朗くんが思い出を語った「ある科目」とは?「異文化コミュニケーション」という教養科目です。非常勤講師のI先生が担当する、極めて実践性の高い科目です。

 読者の皆さまは、犬山市にある屋外民族博物館である「リトルワールド」をご存知でしょうか?「世界の家と暮らし」をテーマに開園された、敷地面積日本第2位を誇るテーマパークです。私も、かつて1度訪ねたことがありますが、全部で8つのゾーンがあり、世界の様々な住環境がリアルに再現されていて、目を見張ったのを覚えています。ちょうど世界の色々な動物の肉が食べられる「肉フェス」をやっていたので、夢中になり全部を回り切れませんでした(汗)。

 I先生は、「リトルワールド」の客員研究員を務めておられるので、授業では豊富な資料に基づいて、5大陸や無数の島々の「くらし・社会・文化」がビジュアルに紹介され、教室(大学)に居ながら、世界民族文化紀行が展開されているようでした。目線を決してはずさない小西くんですが、さすがにこの世界紀行については、あちこちに目移りしたことだろうと思います。

 小西くんは言います。「I先生は、『リトルワールド見学記』を、期末レポートに課すのです。だから私は実際に現地に行きました。そして目からウロコ!の思いを強く持ちました。これも大学の授業だと、率直に思いましたね。」

(つづく)