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◇愛情教育、この指とまれ◇その376◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.36 竹澤 伸一

 「こう見えて、子どもの頃は、けっこう人見知りだったんですよ。」こう語るのは、福嶋翔悟(フクシマ ショウゴ)くん。私(竹澤)のゼミ生、3人目の登場です。

 ところで、福嶋くんが「自分は人見知り」と語ったら、ゼミ生は腹を抱えて、そこいら辺を転げ回って笑うと思います。それだけ、今の福嶋くんは、対人コミュニケーション能力の塊(かたまり)だからです。かく言う私ですら、福嶋くんの当意即妙の受け答えには、「お主、なかなかやるな(笑)。」と思うこと、しばしばなのです。

 福嶋くんは、地元愛知の人。小さい頃から野球をやってきて、己の心身を磨いてきました。あまり突っ込んで書いてしまうと、お世話になった監督さんとの間にヒビが入ってしまってはいけないので(笑)、こそっと書きますが(汗)、要するに福嶋くん、チーム内の「よろず相談受け付けます係」を務めてきたようです。

 で、大学3年生の最近まで、名産大硬式野球部の中の役割が主務(しゅむ)。前回登場した、私のゼミ生の小塚翔太くんと、共同戦線を張っていました。一目見るに、「静」の小塚くんに対して、「動」の福嶋くんかな?まさに絶妙なコンビです。

 「実はアルバイトも始めました。アルバイト先で接する方々は、キャンパスやグラウンドにいる皆さんとは、同質な部分も異質な部分もあります。私は、この異質な部分からの学びを、意識して大切にしていきたいと思っています。」

(つづく)