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◇愛情教育、この指とまれ◇その385◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.45 竹澤 伸一

 「将来は、何か行動を起こしたいですね。ふつうに企業に就職して、ふつうに暮らして、ふつうに家族を養っていくのもいいとは思います。でも、思いっきり金持ちになるとか、起業してバリバリやるとか、自営業で手広くやるとか・・。人と何か違うことをやりたいと思います。」三ノ宮弘貴くんの目が、光を帯び始めました。「人と違うことをやりたい」、その意気や良しです。

 私は、いわゆる「社会的な成功」を収める人には、共通点があるように思っています。ただ、何が「社会的な成功か」と問われると、答えに窮してしまうところがあります。ここは少し、「成功の意味」を曖昧にして、それでも書いてみたいと思います。

 「責任は常に自分にあると考える」「最後は自分で決める」「他人を批判しない」「限界を決めないで勉強する」「時間を自ら生み出す」「目標を具体的にする」「ポジティブにしか考えない」「すぐに行動する」「同じことを我慢してできる」「シンプルに考える」

 この10箇条、かなりの部分で、三ノ宮くんに当てはまると思います。「人との会話を弾ませて、相手を思いやる感性を持っている」三ノ宮くん。「人と違うことをやりたい」と思っても、上手に協調して、やっていけると思います。

 三ノ宮くんが、将来、どのように育っていくのか、楽しみに見ていきたいと思います。