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◇愛情教育、この指とまれ◇その397◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.57 竹澤 伸一
「プロ野球の世界でも、1軍と2軍、最近は3軍まであり、育成枠さえ存在します。サッカーのJリーグでも同様。J1、J2、JFL・・と、いわばランク制になっています。海外サッカーでは、5部、6部なんてのもあります。まさにプロの世界は生存競争。食うか食われるか、です。」愛川辰也くんと会話しているうちに、突然、こんな話になりました。「ところで、私たちが頑張っている準硬式野球部の世界でも、やはり苛烈な生存競争があるのです。」
愛川くんもまた、名産大準硬式野球部の一員です。先日のリーグ戦で、上位リーグとの入れ替え戦まで進出したのですが、惜しくも敗れてしまいました。「次の大会で、何としても上位リーグに上がりたいと思います。そのために、何が足りないのか、皆で分析中です。」律義者の愛川くん、おそらくスコアブックなどを丹念に検討しなおして、突破口を探っているのだと思います。
では、試合に勝つためにはどうすればいいか、この際、考えてみましょう。思うに、防げるミスは、徹底的に防ぐことではないかと考えます。野球の世界だと、1つのエラー、1つのフォアボールで、試合の局面ががらりと変わってしまいます。負け試合を、よくよく振り返ってみると、必ずどこかに凡ミスがあるものです。
次への勝利のためには、愛川くんの律義さは欠かせません。健闘をお祈りします。
(つづく)