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◇愛情教育、この指とまれ◇その417◇明日への飛躍をめざして 名産大3年生物語 vol.77 竹澤 伸一
「自分の中で、現在2つの進路イメージが同居しています。」井下田尚之くんは、少々困った顔をしながら語りました。「トレーナーとしても活躍したいし、建設(建築)会社に入って、リフォームの仕事を手がけてみたいとも考えています。」
突然ですが、読者の皆さま、井下田くんの卒業研究のテーマが、この「2つの進路」の交差点に位置していると言ったら、おわかりになりますか?「トレーナー」と「リフォーマー(こんな言葉、あるのかな?)」の接点って何だと思われますか?今は、まだ秘密にしておきたいと思います。
竹澤ゼミの特徴は、「就活は就活、卒研は卒研」と、決して分離させないこと。同じ人間が、同じ時期に並行しておこなうことなので、分けたらもったいない、というのが発想の原点です。「就活の方向性を卒研が決め、卒研に取り組むことによって、就活も見えてくる」という方法をとります。現代ビジネスが、研究テーマの大枠なので、「就活と卒研のコラボ」が十分可能なのです。
井下田くんは現在、二股のインターンシップに行っています。1つのインターンシップが、また次のインターンシップを呼び込むという、好循環を生み出しているように見えます。このプロセスを経て、やがて自分にマッチングする所が見えてくるはずです。
私がしているのは面接練習等。井下田くんのベスト・マッチを引き出していきます。
(つづく)