NSU News

◇愛情教育、この指とまれ◇その445◇まもなく社会人 名産大4年生物語 vol.15 竹澤 伸一

 読者の皆さまからのメールの続きです。

 「(前略)中曽くん、語彙力を上げようとしている君の努力、敬服に値します。語彙力を上げるには、もちろん読書はとても有効ですが、何にでも興味を持つことが肝心だと思います。その点、中曽くんは、音楽、ビジネスの勉強、IT系のソリューションと、幅広く興味を持っています。期待大ですね。(後略)」

 「伊藤くん、フレンドリーな君に会ってみたくなりました。私が仕事柄、日常的に接している若者は、残念ながらあまりフレンドリーとは言えません。アルバイト中の仲間同士の会話でさえ、単語を並べているだけで会話になっていません。(中略)休憩時間の様子を見ていても、すぐ隣にアルバイト仲間がいるのに、滅多に会話しようともせず、すぐにスマホに逃げ込みます。中には、社員とほとんど会話をすることなく、いつの間にか辞めていく若者さえいます。(中略)伊藤くんが出会ったという社長さん、見る目がある方なのでしょうね。伊藤くんを、社員に迎えることのできた会社は、きっと笑顔の絶えない職場になることと思います。(後略)」

 読者の皆さまからのメール等の特徴として、特に最近は、登場する学生に感情移入してくださるものが多いです。まるで我々教職員と一緒に、学生の成長を楽しんでいただいているかのようです。とても有難い思いでいっぱいです。

 次回から「4年生物語」に戻ります。なかなかユニークな、「人材」ならぬ「人財」も登場します。

(つづく)