NSU News

◇愛情教育、この指とまれ◇その480◇まもなく社会人 名産大4年生物語 vol.50 竹澤 伸一

「竹澤ゼミの共有財産って色々ありますが、やはりインパクトがあるのが、10月の合同大学祭で実施した就活シンポジウムですね。」稲田尚暉くんは、懐かしむように言います。

「1つ下のゼミの後輩たちから、『先輩、どうやって就活したんですか?』と、キャンパスで、ゼミの前後で、飲み会で(笑)聞かれました。また、就活座談会に記事が出てから、ちょっと面識のある学生の皆さんからも質問されるようになってきました。だったら、自分たちの体験を、何かの形で、名産大に還元したほうが良いんじゃないかと思いましたね。」

稲田くんを始め、これから本連載に登場する竹澤ゼミの4年生は、失敗体験も含めて、自分たちの就活体験を参考事例に供するために、「就活シンポジウム」に臨んだのです。

「プレゼンのための資料づくりは、情報ネットワークの授業で学んだスキルを活かして、真剣にやりましたね。それこそ、卒業研究のプレゼンの10倍くらい、気合いを入れてつくりました(笑)。」

稲田くんや、他の4年生、そして「就活シンポジウム」で同時に、自分たちのインターンシップ体験を語った3年生たちは、自分たちの成果と失敗を、名産大に還元するために、大ホールのステージに立ったのです。

この「就活シンポジウム」を、終始リードした、稲田くんを始め、4人の4年生に対して、私は改めて感謝の言葉を伝えたいと思います。

(つづく)