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◇愛情教育、この指とまれ◇その483◇まもなく社会人 名産大4年生物語 vol.53 竹澤 伸一

「卒業に必要な単位は、すべて取り終わりました。卒業研究の課題も、就活と連動させて、ずいぶん前に達成することができました。これで、やることは何も残っていないぞ。思いっきり遊んでやるぞ!と思っていたら、やるべきことってあるものですね。」橋本昌和くんは、少々照れながら話します。

「ずっと続けてきたアルバイトと、単発のアルバイト、この2つをきっちりやりきって、アルバイト先にも、ご恩返しをしようと思っています。なにしろアルバイト先の店長さんには、何くれとなくお世話になったので。」

橋本くんは、卒業式(学位授与式)が済んだら、就職先の会社が用意してくれた社宅に引っ越しをします。そして4月当初からは、しばらく東京で研修を積むのです。ですから、いよいよ慣れ親しんだアルバイト先とも、お別れの時が迫っているのです。「勉強もして、部活動もやって、アルバイトにも精を出して、本当に充実の4年間でした。唯一の誤算は、竹澤ゼミに入ってしまったことです(笑)。」v

な、なんだって?「あはは、冗談ですよ。でもね、卒研の指導を受けている時も、就活の支援を受けている時も、まるで中学生の時に戻ったような感覚でしたね。とにかく竹澤先生はしつこい。そして、どこまでもおせっかい。いつも口をついて出るのが報連相。正直、ウザイと思ったこともありました。しかし、そのシツコサのおかげで、今の私があるんですよね。やはり、どう考えても、感謝、感謝ですかね。」

(つづく)