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高大連携授業リポート:愛知県立緑丘高等学校・竹澤伸一先生

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。そんなMEISANの授業を紹介する「授業レポート」。今回はその特別版で、名古屋産業大学と愛知県立緑丘高等学校の高大連携授業の様子をお伝えします。

今回は異例の1分間スピーチから

愛知県立緑丘高等学校との高大連携授業は、今年度は全部で23回実施されます。今回より、7月までの8回は、本学で教職課程とキャリア支援を担当する竹澤伸一先生が、昨年度に引き続き担当します。
竹澤先生は、いつもは初対面の高校生の皆さんには、恒例の「作文対決」から始めることにしています。高校生の皆さんから「お題」をいただき、5分以内で400字を書き上げる「作文対決」。大概、竹澤先生は4分で書き上げ、高校生の皆さんは四苦八苦。そこで、「短時間で論理的な文章を書き上げるコツ」を伝授するのです。
ところが今回は、異例の1分間スピーチからスタートしました。その真意は如何に?

少々緩い作文対決へ

でも、やはり「作文対決」がおこなわれました。高校生の皆さんから出された「お題」は「私の趣味」でした。竹澤先生は、一度も筆を休めることなくスイスイと書いていきます。でも皆さんは、行きつ戻りつ、色々考え込んでいます。文章作成の経験値が違うとはいえ、竹澤先生も初めて接する「お題」なので、条件は五分と五分です。
ようやく全員が書き終えた後、竹澤先生が言いました。「本日も含めて8回の授業は、インプットよりアウトプットです。すべて、発表する、書くという言語表現に充てます。スポーツや習い事と同じで、発表する、書くというアウトプットに慣れていただきます。」皆さんは、しきりにうなずいていました。

なぜ「就活成功物語」の連載を配るのか

最後に、高校生の皆さんに「愛情教育、この指とまれ」と、その「番外編」の記事が配られました。「この指とまれ」の連載は、本日までで540回。毎日連載が続いています。「番外編」は、この春、名産大を卒業して、今、社会人1年生の「就活成功物語」が記された閲覧数の多い記事です。「皆さんは、近いか遠いかは別にして、いずれ就職します。そこで、この8回の授業の中で、職に就くことの意味、それに向かって必要なことを一通りお伝えします。すべてアウトプット中心のアクティブラーニングで進行します。」竹澤先生は最後にこう告知をして終了となりました。

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