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◇愛情教育、この指とまれ◇その551◇令和の時代を生き抜く 名産大1年生物語 vol.1 竹澤 伸一

昭和33年(1958年)生まれの還暦を過ぎた人間が、この連載を続けています。私は昭和・平成・令和と、3つの時代を生きていくことになります。そんな新しい時代の幕開けに、名産大も元気な新入生を迎えることになりました。

その新入生(1年生)たちも、名産大に入学して、およそ1か月が経ちました。オリエンテーション期間中に知り合った1年生には、その折にも、キャンパスですれ違った時にも、ひたすら声をかけ、「名産大ってどう?もう慣れた?授業は楽しい?学食で食べてる?友だち、できた?何か困ったことはない?」などと聴いてきました。

「思ってた以上に、先生と学生の距離が近いです。」

「気の合う友だちができました。」

「授業では、私の質問に丁寧に答えていただきました。」

「唐揚げ丼も、カレーライスも、日替わり定食もおいしいです。」

「困ったことがあったら、ゼミの先生も、部活の先輩も、学生課や教務課の職員の方々も、親切に相談に乗ってくださいます。」

例外なく、迷いのない、前向きな、明るい声が返ってくるので、ついつい私も、頬が緩んでしまっています。

そこで、昨年度の今頃、「新入生の夢」として、私の授業である「教育原理」の履修者にインタビューしたように、今年もトライしてみたいと思います。名産大では年々、教職課程の履修者が増える傾向にあり、最終的に4年生時に教員免許状を取得する学生も増える傾向にあります。私の身近にいる、令和の時代を生き抜くであろう若い世代に少しずつ話を聴いていきます。

(つづく)