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◇愛情教育、この指とまれ◇その568◇令和の時代を生き抜く 名産大1年生物語 vol.18 竹澤 伸一

「1年生物語」を書き綴っていますと、1年生に対する「応援メール」が、ひっきりなしに寄せられます。

「進路に迷っている高校生」様からのメール。「児童養護施設に勤務経験のあるAさんの記事、とても胸の奥に沁みました。事情のある子どもたちを、丸ごと受容することは、福祉でも教育の分野でも、受け容れ側に、ものすごいエネルギーが必要になってくると思うのです。(中略)たぶんAさんも、竹澤先生も、そのエネルギーの持ち主なのだろうと思いますが、職員や教員のすべてが、必ずしもそうではないと思います。(中略)私は、看護と、福祉と、教育のどの分野に進むか、長いこと迷っています。自分にそのエネルギーがあるのかどうか、そのような資格があるのかどうか、よくわかりません。(後略)」私は、名産大のオープンキャンパスの時にでも、それ以外の時間でも、一度お話ししてみませんかと返信しました。

次に、「運動オンチ」様からのメール(1回はお手紙)。「(前略)私は高2の帰宅部です。中学、高校と、一応運動部に入ったのですが、うまい子ばかりがチヤホヤされて、下手な子は相手にもされない雰囲気になじめず、結局、退部しました。(中略)もし中谷さんのような方が指導者だったら、決してやめずに済んだのになあと、心から思いました。中谷さんは、間違いなく今の学校に必要な人です。ぜひ頑張って、先生になってほしいと思います。(後略)」中谷さんは、コートの端っこで、参加できずにウロウロしている子に、光を当てたいとおっしゃっています。

プロ野球選手と教員が視野に入っている高井くんには、「二足のワラジ、頑張れ!」

「夢はでっかく、あきらめるな!」「名産大って、良い大学を選んだね。」という応援メールが絶えません。読者の皆さま、ありがとうございます。

(つづく)