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◇愛情教育、この指とまれ◇その575◇令和の時代を生き抜く 名産大1年生物語 vol.25 竹澤 伸一
木村竜(キムラ リュウ)くん。中国地方のある県から、明確な目的を携えて、名産大に入学しました。
「勉強と野球が両立できると思ったので、名産大に入学しました。名産大に入学できたことで、『夢の具体化』に大きく一歩踏み出せたと思います。」
では、木村くんの「夢」とは?
「公務員になること。その中でも、中学校か高校の教師になることです。その延長線上には、野球の指導者になりたいという夢が待っています。この両方で、生徒を笑顔にできる教師になれたら最高だと思っています。」
ここで、もう1度、木村くんの「原点」に戻ってみましょう。「勉強と野球の両立」です。「両立」とは、「両方とも成立」させることです。
読者の皆さまの中にも、この「両立」をめざして、日々、頑張っておられる方々もいらっしゃると思います。でも、よくよくご存知のように、「両立」は、口で言うほど生易しいものではありませんよね?
そこで、木村くん始め、木村くんのように、真摯(しんし)に「両立」をめざしていて、しかも、ある程度「成功」を収めていると思われる名産大の先輩たちに、「両立」のコツを聴いてみました。
すると、インタビューした先輩たち全員が、ある共通のキーワードを語ったのです。それは「切り替え」です。「終わったことを引きずらない」と表現した先輩もいました。つまり、片方の取り組みをやっている最中に、もう片方のことを考えてしまうと、両方とも中途半端になるというのです。
この先輩たちの「名言」、木村くんへのプレゼントです。
(つづく)