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◇愛情教育、この指とまれ◇その585◇令和の時代を生き抜く 名産大1年生物語 vol.35 竹澤 伸一

丹羽光太郎(ニワ コウタロウ)くん。名産大のある、愛知県尾張旭市に隣接する都市出身です。中学生の時に所属していた、野球のクラブチームの監督さんのご縁で、名産大の門を叩きました。丹羽くんもまた、将来は社会人野球でプレーすることを目標としています。

ところで読者の皆さま、皆さまは「ご縁」というものを、どのようにとらえていらっしゃるでしょうか。私は、「ご縁」を、「出会い」「機会」「関係」の3つの連続性ととらえています。

丹羽くんに対して、まだまだ取材不足の点があるので、ここから少し、私の憶測が入ります。丹羽くんは、中学生の時、野球のクラブチームの監督さんと「出会い」ました。「出会う」きっかけは、丹羽くんが自ら求めたものなのか、どなたかのアシストが
あったものなのか、詳細はわかりません。ただ1つ確かなことは、丹羽くんは監督さんとの「出会い」によって、結果的に次の「出会い」の「機会」を与えられたのだと思います。察するに、丹羽くんと監督さんとの「関係」が良好であったために、次の「機会」を得ることになり、名産大野球部との新たな「関係」が生じることになったのだと思われます。この一連の「出会い」「機会」「関係」の3つの連続性こそ、まさに「ご縁」であると思われます。

私は、約40年の教員人生において、たくさんの「ご縁」を得て、かつ、たくさんの「ご縁」の発生を見てきました。この連載が「ご縁」で、もうすぐ700件に達しようとしている、読者の皆さまのメーリングリストも「ご縁」の表れです。丹羽くんが、名産大との「ご縁」を大切にして、活躍されんことを祈りたいと思います。

(つづく)