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◇愛情教育、この指とまれ◇その590◇令和の時代を生き抜く 名産大1年生物語 vol.40 竹澤 伸一

社会人野球の選手から、将来は教員になりたいと考えているCくんに、22通のメールが寄せられました。要点のみ抜粋いたします。

「Cさんの野球愛、半端ないですね。かつて、同じように社会人野球を目指した者として、うらやましささえ感じます。私は、大学卒業間際まで粘り、何とか社会人でプレーしたかったのですが、とうとう果たせませんでした。大変な道のりだとは思いますが、何とか初志貫徹で頑張ってください。」(26歳、会社員様)

「社会人野球でプレーする場合、待遇面で千差万別の違いがあると聞きました。個人情報なので聞きずらいとは思いますが、名産大で社会人野球に進まれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報を知らせていただきたいと思います。」(現役高校生様)

「失敗を失敗で終わらせてしまってはもったいない、と言い切るCさん。大学1年生なのに、すばらしい見識をお持ちだと感心いたしました。失敗しては、それをひきずり、次のプレーに悪影響を及ぼしてばかりの不肖の弟に、Cさんの前向きさを身につけさせてやりたいと思います。」(高2の弟を励ます兄様)

「失敗したことを、苦しくても思い出すんだと宣言しているCさんに、自分には無い凄さを感じます。スポーツの経験がほとんどなく、1日中ゲームばかりやっている私ですが、リセットしてしまう簡単さと、あえてリセットしない勇気の間で、毎日揺れ動いています。」(高2生様)

「竹澤先生が指摘される、『失敗を責める指導者』に、ついついなりがちな自分を恥じています。自分よりはるかに年下のCさんに、素直に教えられました。明日から意識を変えて、グラウンドに出たいと思います。」(へっぽこ顧問様)

ご紹介しきれなかった皆さま、誠に申し訳ございません。

(つづく)