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◇愛情教育、この指とまれ◇その611◇令和の時代を生き抜く 名産大1年生物語 vol.61 竹澤 伸一

丹羽貴博(ニワ タカヒロ)くん。名産大のある愛知県の隣県から、名産大の門をくぐりました。丹羽くんが名産大を知ったのは、先輩を通してです。「名産大のサッカー部の練習に参加してみました。自分のプレースタイルを磨いて、活躍してチームに貢献できると思ったので、入学を決めました。」先輩からの情報と、実際の入部体験を総合判断して、自分の人生の意思決定をしたのですね。

将来の職業として、教職以外に丹羽くんの視野にあるのがスポーツトレーナーです。

「高校生の時に、プレー中にケガをしてしまいました。その時にお世話になったのが、とても親切なトレーナーの方なんです。何でも相談に乗ってくださいましたし、きついリハビリの時にも、ずっと励ましていただきました。その時、しみじみ思ったのです。
将来、自分も、ケガをした人の支えになりたいって。」

では、スポーツトレーナーの仕事って、実際どのようなものなのでしょうか。概略、次のようなことをおこないます。1.スポーツ選手のトレーニングとコンディショニングを担当する。2.プロスポーツチームやスポーツジムなどに所属することが多い。3.競技中の応急処置や、ケガ後のリハビリをサポートすることもある。4.決まった資格は必要ないが、柔道整復師、理学療法士などの医療系の国家資格を取得する人もいる。

すでに丹羽くんは、「スポーツ経営学」などの授業を履修しています。その中で、総合型地域スポーツクラブの育成や運営等の、スポーツマネジメントについて学修を積んでいます。この後、「スポーツ医学」や、公認スポーツ指導者育成にもつながる「健康と運動の科学」などの科目を受講することがオススメです。名産大では、スポーツビジネスについて、幅広い学修プログラムが用意されています。

(つづく)