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高大連携授業紹介:愛知県立緑丘高等学校・7
愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。そんなMEISANの授業を紹介する「授業レポート」。今回はその特別版で、名古屋産業大学と愛知県立緑丘高等学校の高大連携授業の様子をお伝えします。
7月5日(金)、緑丘高校の生徒さんに対する高大連携授業の7回目です。今回も担当は竹澤伸一先生。過去6回の授業で、すっかり打ち解けた雰囲気の皆さん、どうやらワクワクして教室にやってきました。「さて、名産大流キャリア教育も、残すところ2回となりました。今回も、アウトプット全開で行きますよ。」
あれ?今までと机の配置が違うぞ。生徒の皆さんは首を傾げます。「そうです。本日は最初からグループディスカッションです。最初に司会者を決めるところから始まって、課題に沿って考えを出し合い、相互質問によって交流し、最後にグループとしての意見を集約するところまで持って行きますよ。」
前回の授業の後で、竹澤先生が分析した結果、「自己PRの7つの大項目(注、6月26日付の記事参照)」のうち、生徒の皆さんがもっとも関心を示したのが、「職種・業界」でした。そこで「職種・業界の絞り込みの方法」を話し合い、実現可能な方法を模索し結論に到達しました。竹澤先生は終始、司会者をサポートし議論を促しました。
さて後半戦。今度はグループ面接の練習です。「机の配置はこのままで実施します。
私が面接官、1回の練習で面接を受ける人数は3名。あとは控え。でも控えの人からも、今の面接ぶりに対してコメントをもらいます。」そうです、「面接ぶり」に対する相互評価も実施するのです。生徒の皆さんに緊張が走ります。
「質問は1つだけ。あなたの長所と短所を答えてください、のみです。この質問は、企業等の面接場面では頻度が高く、その人物を知るにはとても有用な質問でもあります。」ここで竹澤先生は一呼吸置きます。「まず皆さんには、素(す)で答えていただきます。そして一通り済んだ後で、『秘伝のタレ』をお教えしますね。」
ん?「秘伝のタレ」とは?長所は強調し、短所は長所に変換するメソッドです。さあ、次回で竹澤先生の担当は終了です。どんな結末が待っているのでしょうか。
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