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◇愛情教育、この指とまれ◇その634◇令和の時代を楽しもう。名産大2年生物語  vol.04竹澤 伸一

「もう大学2年生になったのだから、口だけの人間とはオサラバします。資格取得の件も含めて、有言実行で行きたいと思います。」伊藤和哉くん、自らに言い聞かせるように宣言しました。

「まだ、はっきりとは決まっていないのですが、私にはやりたいことが3つあります。今はまだ2年生なので、この3つを等分に考えて、資格取得を意識しながら進めていきたいなと考えています。」

もちろん、その3つの中には、教職も1つの選択肢に入っているわけです。となると、教職や資格取得につながる科目の履修、さらに名産大の外に、いわゆる「ダブルスクール」を持っているので、1週間の予定が目一杯になります。私は思わず、「ちょっと忙しすぎない?」と聞いてしまいました。

「ええ、忙しいですよ、とっても。でも、自分の可能性の翼を可能な限り広げて、2年生のうちは挑戦したいですね。」伊藤くんは、さらりと言いました。そして続けて、「なんか、自分に自信が持てるようにしたいんですよ。1週間の予定表が真っ黒の状態になり、色々なことやものに追われる毎日です。でも、1週間経って、また次の1週間が来て、大変なんですが、自分が立てた予定を全部こなせている自分を発見すると、充実感というか、自分を肯定したくなるんですよ。」

私もそうですが、伊藤くんには暇つぶしという時間はないと思います。おそらく、今日1日が、あっという間に過ぎていくのではないかと思います。もちろんそれで良いと思うし、続く限りの向上心でモチベーションを上げていってほしいですが、少なくとも月に1度くらいは、立ち止まって振り返る時間を持ってもらえたらとも思います。

(つづく)