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◇愛情教育、この指とまれ◇その642◇令和の時代を楽しもう。名産大2年生物語  vol.12竹澤 伸一

大槻太一くんの記事が公開されるや否や、深夜を中心に、たくさんのメールが寄せられるようになりました。

「わかるわかる」様より。「(前略)大槻さんって、もちろんお会いしたことはありませんが、ものすごく優しい人なんだろうなってことが、竹澤先生の文面からもわかります。目の前の相手の気持ちを忖度(はやりましたねえ。)し過ぎるあまり、自分の気持ちを素直に言えなくなってしまう・・。(中略)私の周囲で、人見知りの人は、自分を守ろうとする意識が強いので、自分をかわいがりすぎて心を閉ざしてしまうのでは、という人がいます。でも、私は決してそうは思いません。人見知りは、優しさの裏返しだと思うのです。自分の言葉で、相手を傷つけてしまうかも知れないという不安な気持ちが、相手に話しかけることを、思いとどまらせてしまうのではないでしょうか。(後略)」なるほど、そう考えるのか・・。見方が変わりました。

「悩む人が好きです」様より。「(前略)竹澤先生、大槻さんの『お悩み』から、まさかのデカルトを持ち出してくるとは。少々やりすぎです(笑)。(中略)でも竹澤先生、人生について色々悩まれている大槻さんに対して、うらやましいっておっしゃるのは、とてもすばらしいと思いました。やりたいことが見つからない。生き甲斐って何なの?私、まだ高2の人生初心者ですが、生意気にも、大槻さんと同じ悩みを持っています。(中略)周囲の人々に、自分の悩みを漏らすと、せいぜい返ってくる言葉は、今は一生懸命勉強しなさい、です。悩むことがうらやましいなんてこと、言われたことがありません。大槻さん、私は、大槻さんのように、真剣に悩む人が好きです。(後略)」

ありがとうございます。私は、「悩む人」に寄り添うのが、自分の役目だと思っています。

(つづく)