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◇愛情教育、この指とまれ◇その645◇令和の時代を楽しもう。名産大2年生物語  vol.15竹澤 伸一

「実は1年生の時に、一時あきらめかけたことがあるんです。」漁夏輝くんは、吹っ切れたように笑顔で語ってくれました。「私は、ゲームクリエイターになろうと思っています。それだけでは食べてはいけない、つまり生活できないかもしれないので、兼業になるかも知れませんが・・。」

なるほど、ゲームクリエイターですか。そのためのプログラミングの勉強でもあったのですね。斬新なゲームソフトを開発するためには、1にも2にも、プログラミングの基礎を学ぶ必要があるわけですね。

漁くんは、こうも言います。「今の時代は、星の数ほどのゲームが流通しています。私は、現状は、ゲームのプレーヤーです。でも将来は、創る側、開発する側に回りたいのです。しかも・・。」

ここで漁くんは、一呼吸置きました。「ゲームソフトを開発するからには、既成の〇〇のような改良型ではなく、新しく視野を一回転させるような、独創的なものを開発したいと思っているんです。」

漁くん、あなたは大変ラッキーな環境にいますよ。名産大には、「CG/VR演習」「知識情報処理」「バーチャルリアリティ」「マルチメディア」「コンピューターグラフィックス」「プログラミング」・・、のように、ゲームソフトの開発につながるような科目が、たくさん用意されています。「情報ビジネスコース」に所属する先生方は、知識もスキルも豊富なので、漁くんの疑問に的確に答えてくれると思います。

日本は、名立たるソフト開発大国です。漁くん、将来的に、ゲームクリエイターとして、数々の金字塔を打ち立てるかも知れません。ぜひ、応援したいです。

(つづく)