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◇愛情教育、この指とまれ◇その665◇令和の時代を楽しもう。名産大2年生物語  vol.35竹澤 伸一

「2020東京オリンピックが迫ってきました。ウエイトリフティングの競技者である以上、日本代表に選ばれてオリンピックに出場したいという気持ちはあります。名産大には、2020に照準を定めている人が複数いるので、同じキャンパスの空気を吸っている者としては、とても励みになります。」西川輝くんは、目標を見定める雰囲気を漂わせながら、一言一言噛みしめるように話してくれました。

「ある時、ふと気づいたんです。日本代表というのはオリンピックだけではないと。アジア大会や世界選手権大会もあるぞ、と。名産大でウエイトリフティングを続けている間に、何とか1度でも、日本代表の選手として派遣されるように頑張るぞと。」

西川くんの、この言葉を受けて、ウエイトリフティングの世界レベルの大会について調べてみました。例えば、2019年4月に、中国の寧波(ニンポー)でアジア選手権大会が開催されています。女子49㎏級から87㎏級まで10名の選手が、男子61㎏級から109㎏級まで10名の選手が、日本代表として派遣されています。各階級で、1名か2名の選手が、日本代表として名を連ねています。その中には、女子の三宅宏実選手や、男子の糸数陽一選手のように、オリンピックや世界選手権等で実績を上げている選手も含まれています。また、来る9月には、タイのパタヤで、世界選手権が予定されています。

西川くんが目標とする「日本代表」選手とは、文字通り「日本一位あるいは二位」の選手ということになります。一般人の想像を超えた、別次元の選手を指します。しかし名産大には、それを生み出し得る環境も、指導者もそろっていることも確かです。西川くんの戦いは当分続きます。「応援する大学、名産大」の力の見せ所です。

(つづく)