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◇愛情教育、この指とまれ◇その691◇令和の時代を楽しもう。名産大2年生物語  vol.61竹澤 伸一

長谷川真史(ハセガワ シンジ)くん。名産大の近隣市から通っています。

「1年生から2年生になるにつれて、名産大の中で友だちが増えてきました。自分から積極的に話しかけることができるようになったことが、自分にとって大きかったと思います。」

長谷川くんと話していて、ふと、こんな言葉がひっかかりました。「新しく友だちになった人の友だちと、友だちになっていくんですよね。」つまり、こういうことです。

「友だちの友だちは、皆友だちだ。」

ん?読者の皆さま、「友だちの友だちは、皆友だちだ。」どこかで聞き覚えのあるフレーズですよね?そうです、あの伝説の番組、『森田一義アワー 笑っていいとも!』です。「いいとも!」でつながっていく「友だちの輪」です。ご存知のように同番組は、1982年10月から2014年3月まで、およそ32年間続いた長寿番組です。タモリさんの軽妙な司会のもと、8054回の放送で、ギネス記録にも認定されました。「友だちの輪」は、ほぼ芸能関係者に限定されましたが、意外性も含め、交友関係の広がりが、昼時の現代人の心をほっこりさせたと思います。

ところで、あたりまえですが名産大にはタモリさんはいません。でも「タモリさん的な」人はたくさんいます。学生の中にも、教職員の中にもたくさんいます。友だちの悩みをさりげなく聴き、友だちの喜びをともに喜び、時には友だちの怒りを受け止め一緒に解決に走る人がたくさんいます。だからこそ長谷川くんも、「友だちの輪」をつくることができたのではないでしょうか。

長谷川くん、「笑っていいとも!」です。長谷川くんが笑うと、ともに笑ってくれる友だちが、名産大にはたくさんいます。

(つづく)