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◇愛情教育、この指とまれ◇その695◇令和の時代を楽しもう。名産大2年生物語  vol.65竹澤 伸一

「オープンキャンパスの学生サポーターをずっと続けています。この活動を続けてきたことで、私の中にマグマのような変化が起こりました。」三浦宏仁(ミウラ コウジン)くんは、我が身を振り返りながら語ってくれました。

名産大では、オープンキャンパスが定期的に実施されています。名経短大と同時開催なためもあり、毎回たくさんの高校生と保護者の皆さまがキャンパスを訪れます。三浦くんが務めている学生サポーターは、受付・案内誘導等でお客様のお役に立つ、言わば名産大の代表です。

キャンパスを訪れる高校生・保護者の皆さまは、まず学生ホールに導かれ、受付カードにお名前等を記入します。そこからまずキャンパスツアーに出かけるのですが、ご来場者と案内役の教職員をつなぐ役割をするのが三浦くんたちです。ですから、三浦くんたちから受け取る印象が、名産大の第一印象となるのです。事は重大です。でも三浦くん、いつも柔らかい笑顔を絶やさず、ソフトな当たりを持って接しているので、立派にファーストコンタクトの大任を果たしています。

では三浦くんは、いきなりこのような的確な対応ができたのでしょうか。「否」です。「もともと、目の前の相手と、目と目を合わせて会話することが、とても苦手でした。ですから、ある人から学生サポーターをやらないかと誘われた時は、とても自分に務まるとは思いませんでした。でも、そこを乗り越えて始めてみたら、いつの間にか自然に話せるようになっていました。」そうです、三浦くんは学生サポーターを務めることによって成長することができたのです。

すでにオープンキャンパスに何度か訪れた皆さま、これから足を運ぼうと考えていらっしゃる皆さま、名産大の受付で、爽やかな笑顔でお客様を和ませている三浦くんをご覧になってください。心がまあるくなりますよ。

(つづく)