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◇愛情教育、この指とまれ◇その696◇令和の時代を楽しもう。名産大2年生物語  vol.66竹澤 伸一

「情報(ビジネス)関係の資格で、取れるものは取っておこうと、コツコツと勉強を積み上げている最中です。」三浦宏仁くんは、落ち着きのある目を向けながら語ってくれました。さて、では、情報(ビジネス)関係の資格には、どのようなものがあるでしょうか。

よく知られている資格の1つとして、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)があります。エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。ぶっちゃけ、もっと簡単に言うと、エクセルやワード等を、私はこれだけ使いこなせますよとアピールできる資格ということになります。

では試験科目には、どのようなものがあるのでしょうか。「エクセル」「ワード」「パワーポイント」「アクセス」「アウトルック」の5種類になります。私の感覚ですと、大学生が挑戦する頻度が高いのは、「ワード」「エクセル」「パワーポイント」の順かなと思うので、この3つについて、もう少し書きますね。

「ワード」の資格試験には、「スペシャリスト(一般)」レベルと「エキスパート(上級)」レベルがあり、後者だと「スタイル機能」や「データ取り込み」など高度なスキルが要求されます。「エクセル」の場合も、後者だと「データ分析」や「マクロの作成」など、スキルが高度化します。「パワポ」の場合は、一般レベルの試験のみです。

三浦くんの視野には、MOSを超えてITパスポートなども見えているようです。さらに、資格取得を果たした後で、それを何に活用するかも見えているようです。資格取得は、ひたすら「足し算」になります。合格するたびに自信につながり、自分の可能性も広がります。ぜひ楽しみながら挑戦を続けてほしいと思います。

(つづく)