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◇愛情教育、この指とまれ◇その712◇続、名産大のキャリア支援の今をお伝えします。 vol.2竹澤 伸一

さて、名産大のキャリア支援の中核と言えば、長期(3か月)・短期(2週間)のインターンシップです。それぞれのインターンシップの詳しい中身は、名産大のホームページのトップにある、コースごとの記事に紹介されているので、どうかご覧ください。

簡単におさらいしますと、長期インターンシップは、春学期のほぼすべての期間を、名産大の外に出て就業します。3つの行き先があり、海外インターンシップは実際に外国で暮らし、現地の企業で働きます。農山村インターンシップは、隣県の農山村に出向き、その土地ながらの業務に従事します。企業インターンシップは、名産大と提携している地元企業に通勤し、業務体験を積みます。いずれも、周到な準備を重ねて就業に向かうための素地をつくり、インターンシップ中は頻繁に連絡を取り、巡回指導もおこない、帰還後は、体験発表会を開催します。インターンシップ中の危機管理体制もきちんと整えられています。

2週間の短期インターンシップも、事前・事後の指導が手厚くおこなわれます。受け入れ先の事業所からは、毎年、感謝の言葉をいただいております。

長期・短期インターンシップの報告会が、近日中におこなわれ、「次」をめざす下級生たちが見学に来ます。「職業教育」を中心に据えた名産大なので、インターンシップ参加者たちは、名産大のシンボルとも言えます。

もう1つ、名産大にはGSB(グリーンソーシャルビジネス)と呼ばれる株式会社が存在し、環境にやさしい商品の普及に努めています。このGSBは学内インターンシップに位置づけられています。

多くの学生が参加する名産大独自のインターンシップですが、もちろん、学生が自分独自で開拓してくるインターンシップも推奨しています。

(つづく)