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教職論でアクティブラーニングを実践、その1

スポーツビジネスコースには元気な教職学生がいます

スポーツビジネスコースから、こんにちは。スポーツビジネスコースには、とっても元気な教職学生が、たくさんいます。本日は、「教職論」の授業で実践されている、全員参加のアクティブラーニングについてご紹介します。ちなみに名産大では、中学校社会科、高校公民科、情報科、商業科、それに中高の保健体育科の教員免許が取得できます。

 

あえてベタな講義式授業を体験させます。

「教職論」の授業の目的は、ライフステージに合わせた教員の職務内容を理解させ、教員としての自覚を高めることです。採用から初任者研修、授業づくりから学級経営、校務分掌の理解から服務の確認等、多岐にわたります。本日は、初任者研修のシミュレーションとして、新人教員がおこないがちな、教科書と黒板(白板)とチョーク(マジック)だけの授業を体感してもらいました。我こそはという勇気ある学生に、先生役を演じてもらい、一方的な説明に終始する講義式の授業の問題点を理解してもらいました。

 

ランキングという仕掛けでアクティブラーニングを実践

今度はアクティブラーニングを体感します。小さな工夫、ちょっとした仕掛けで、子どもたちは俄然動き出すという事実の確認です。中学校社会科歴史分野の聖徳太子の授業。太子が実施したとされる4つの大きな歴史的できごとを、重要と思う順にランキングさせます。さて第1位は?「十七条憲法の制定」?「遣隋使の派遣」??ランキングの根拠を発表することで、思考力と表現力が養われ、「対話的で深い学び」も育成されます。グループディスカッションのダイナミズムが発揮される場です。