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◇愛情教育、この指とまれ◇その725◇ 令和の時代に挑戦しよう。 名産大3年生物語 vol.5竹澤 伸一

「名産大に入学して、気がつくと後半戦に突入しています。今までのたくさんの出会いが、自分のコミュニケーション能力を大いに高めてくれたと思います。」福村涼太(フクムラ リョウタ)くんは、自信に満ちた目で語ってくれました。

「仮に高校までのコミュニケーション力を1として、名産大に入学してしばらく経った頃を2とすると、今は3どころか4にも5にも進化していると思います。それもこれも、名産大というホットな環境が、そうさせてくれたと思っています。」

こう語る福村くん、名産大の近隣にあるフットサルのクラブでアルバイトをしています。もちろん長年培ってきた、サッカー部員としての知識とスキルを存分に活かしながらです。

さて、そのフットサルです。サッカーは11人でプレーしますが、フットサルは5人です。ボールも小さく、コート(ピッチ)も狭いです。屋内競技なので、シューズはスパイクではありません。ボールに触れる機会が格段に多いですし、攻守の交代が激しいので、かなりハードな競技です。チームの戦術から多くの経験知を蓄積できるので、ブラジルのようなサッカー大国では、幼少の頃からフットサルでプレーし、技術や経験知を蓄積してからサッカーに移行する選手も多いということです。

おそらくですが、普段の福村くんの言動から判断すると、例えば子どもたち(ジュニア)をサポートする時に、自分の価値観を押しつけて「ああしろ、こうしろ」と指示出しすることはしないと思います。ピッチ上で目まぐるしく動き回る選手たちをよく観察して、適切な言葉かけをしながら、個々の個性と能力を引き出しているのではないかと思います。そういうTPOに合わせた対応を通しても、福村くんのコミュニケーション能力は、日々進化を遂げているものと思われます。

(つづく)