PBL型授業:「AIを活用し社会課題の解決策をGoogleに提案せよ!」

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。そんなMEISANには様々な形で活躍する学生がたくさんいます。今回は、高濱優子准教授が担当する1年生の必修科目「キャリアデザインⅡ」で実施したPBL型授業「課題解決プロジェクトの提案」をご紹介します。

PBL型授業:「AIを活用し社会課題の解決策をGoogleに提案せよ!」

キャリアデザインの授業は1年次の通年必修科目であり、自らのキャリアの方向性を見出すとともに、双方向型の授業展開で、ディスカッションやワークを通して他者から学ぶ姿勢を養いながら考えを深めるという学修形式です。また他者にわかりやすく伝える能力を鍛えるため、複数回プレゼンテーションを行う機会があります。

さて、後期のキャリアデザインⅡの授業は、今まで学んだことを活かす実践編として、3回の授業にわたり、「グーグル合同会社」(以下Google)からの課題解決プロジェクト、「AIを活用し、あなたが関心のある社会課題の解決策を提案してください」というテーマに対し、課題解決策の検討・発表を行いました。いわゆる「企業への提案」です。

「AIは人の仕事を奪う」という驚異の存在として考えている人も多いかもしれませんが、AIは人類の敵ではなく、私たちの生活や社会を更に豊かにしてくれるものです。
また、「AIについては理系の人が考えるもので自分達には無理だ」という意識は捨てて、文系の視点ならではの素晴らしいアイデアが生み出されることは良くあります。現在はAIと企業経営は切り離せないものですので現代ビジネス学部の学生には特に重要な観点であり、「これってAIを使ったらもっとよくなるんじゃないか」という自由で柔軟な発想、アイデアを企画書にまとめて提出するという実践的な社会的スキルも学修できるというプロジェクトです。

第1週目:課題の説明
ランダムに1チーム4-5人で編成した後、課題の説明や「AIでどんなことができるの?」ということを動画をみながら学びました。
きゅうり農家やクリーニング屋といった身近な業種でも活用され業務効率化に寄与していることが分かった上で、チームごとに自分達の提案内容を検討しました。

第2週目:パワーポイントの作成
提案はパワーポイントで行います。ほぼ全員、企業に対して提案をしたことがなく、効果的な提案資料の作成方法を知りません。
高濱先生から訴求力の高い提案資料のつくり方を学び、グループごとに説得力があり分かりやすい資料を作成しました。

第3週目:発表
授業以外でもチームメンバーと集合して資料を作成、発表内容を熟考し、いよいよ発表の日です。
皆、オリジナリティのある提案内容で力作ぞろいでした。発表資料も図やデータを駆使、表現内容も工夫し、分かりやすく作成していました。

全34チームあったのですが、以下は提案テーマの一部です。

  • 「犯罪を減らすために ~超小型ドローン搭載防犯カメラ~」、「保育士を補うもの」
  • 「AIを活用した栄養食 ~Ideal Bodyの紹介~」、「AIの塾講師 ~教育の未来~」
  • 「電車混雑防止機能」、「AIと考える自動車」「離乳食を作成してくれる人工知能」
  • 「グラウンド整備をAIに」、「医療レシピとAIの融合」、「AIによる電話詐欺対策」
  • 「一人暮らしの大学生の食生活はAIに任せよう」、「AIと日本のごみ分別」

社会課題を解決するのに意義のある提案ばかりでした。
発表を行った後は質疑応答があります。
聴いていた学生から数多くの手が挙がり、一つひとつの質問に対しチームで力を合わせて丁寧に返答していました。

最初は「AIのことよくわからない・・・」「難しい・・・」と戸惑う学生もいましたが、チームで力を併せて調べあげ、企画を完成に導きました。
終了後、「実際に開発して起業したくなった! AIのことや起業の勉強をもっとしなくては!」という学生もいました。

発表後、Googleに企画書を提出でき、フィードバックを得ることができます。

34チームの中からGoogleより表彰されるチームが輩出されることを期待しています!