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◇愛情教育、この指とまれ◇その765◇ 令和の時代に挑戦しよう。 名産大3年生物語 vol.45竹澤 伸一

「3年生になる時の3月から4月にかけて、名産大サッカー部のコーチの方の導きで、南米のボリビアにサッカー留学に行ってきました。日本からの直通便がなく、アメリカ、アルゼンチンを経由して、32時間かけてボリビアに到着しました。想像を超えた長旅でしたね。」

中山純希(ナカヤマ ジュンキ)くんは、当時を回想しながら、淡々と語ってくれました。

「ボリビア最大の都市であるサンタ・クルスで、現地のプロのサッカーチームに参加して、密度の濃い練習をしてきました。ホームステイ先も紹介していただいたので、まったくの単身で、スペイン語と英語しかない環境で、約1か月過ごしてきました。本当に刺激的な毎日でしたね。」

 インタビューするまで、中山くんのサッカー留学については知らなかったので、興味津々となってしまい、ついついテンションが上がり、質問を連発してしまいました。

竹「中山くんさ、スペイン語とかは大丈夫だったの?」

中「いえいえ、最後の頃は、だいぶわかるようになってはきましたけど。行った当初は、身振り手振りでしたね。」

竹「すごいよね。不安じゃなかった?」

中「もはやアクションと度胸でしたね。案外、何とかなるもんでしたよ。」

竹「その度胸は、どこから来たんだろうね?何か、役に立っていたことってあるの?」

中「色々思いつくことはあります。仲間になる前のチームメイトとのコンタクトとか。でも、やはりアルバイトですかね。毎日、違うお客様と接しているので、ファーストコンタクトには慣れっこになっていますね。」

いくらアルバイトで、ファーストコンタクトには慣れているとはいえ、地球の裏側にあるボリビアにサッカー留学ですから、「すごい!」のひと言です。ご存知のように、中山くんは、名産大サッカー部にはなくてはならない選手です。もちろん、自分のサッカーの技量を向上させるべく、ボリビアへの留学を果たしたのでしょう。でも、その覚悟、思い切りの良さ、そして大胆なコミュニケーション力には、感嘆させられます。

(つづく)