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◇愛情教育、この指とまれ◇その781◇ 令和の時代に挑戦しよう。 名産大3年生物語 vol.61竹澤 伸一

「高校を卒業するまでの18年間、古都でずっと過ごしてきました。スポーツ推薦で名産大にお世話になることになって、地元を離れることになり、生まれて初めて寮生活を体験しました。この生活が、自分を大きく変えたと思っています。」平林大毅(ヒラバヤシ ダイキ)くんは、色々なことを思い出しながら語ってくれました。

「寮生活のスタートは、やはり不安がいっぱいでした。でも、掃除とか洗濯とか、それまでやってもらっていたことを自分でやり始めると、面倒だと思う以上に、前向きになれるようになりました。」なるほどなあ、この点は、単身赴任の私と共通している部分があるなあ。

「なによりも大きかったのは、志を同じくする仲間たちと共同生活を送れたことです。うまくなりたい、試合に勝ちたい、そのためにはどうすればいいのか。寮には、同じ目標に向かっている仲間が、同じ屋根の下にいるのです。自然とコミュニケーションが増えて、最初に感じていた不安感は、いつの間にかすうっと無くなっていました。」うんうん、これだね、寮生活の最大のメリットは。

「それに、寮の仲間とは、大学生活の悩みを共有できるんですよ。学修を積み重ねていると、どうしても超えなければならないものが出てきますよね。そんな時には、仲間の存在は大きいと思います。」これは、うらやましい関係だね。寮生ならではの結束力ってあるよね。

「先輩の存在も大きかったと思います。先輩って、私たちが突き当たる壁を、先に克服している存在でもあるんですよね。色々な局面での乗り越え方を、たくさん先輩から教えていただきました。」

読者の皆さま、いかがですか?先日、我々教職員の研修会で、かなり長期間にわたり寮生活を体験した経営者の方が、その魅力と利点を語っていかれました。キーワードは、「自立心」ではなかったかと思います。何でも自分(たち)でやり遂げようとする「自立心」です。

平林くんは、名産大への入学をきっかけにして、「寮生活という名の財産」を得たのだと思います。そして、その財産は、秘蔵されるのではなく、じわじわと平林くんを成長させていくのです。

(つづく)