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「愛情教育、この指とまれ」番外編『名産大4年生、就活成功物語』その14~都道府県警察官に内定、藤田和万くん~

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。平成29年9月から連載が開始された「愛情教育、この指とまれ」は、おかげさまで連載800回を達成いたしました。この度、その番外編として、「愛情教育+職業教育=実践教育」の成果を受けて、みごとに内定を果たした4年生に、昨年同様インタビューをしました。聴き手は竹澤伸一教授。「その14」は、都道府県警察官に内定した藤田和万くんです。

都道府県警察官に内定して、今の心境はいかがですか?


藤田和万くん(福井県立鯖江高等学校)

警察官の採用試験は、最終合格がわかるまでの期間が長いです。どうしても警察官になりたいという気持ちが強かったので、採用が決まってホッとしています。私は、警察官として、社会正義を貫きたいと思っています。都内で起こった、母子が死亡した交通事故のようなことは、本来起こってはいけないと思います。芯の強い警察官になることをめざします。

一番苦労した点は何ですか?

やはり公務員試験対策です。筆記、それから面接試験対策ですね。私も、自主勉強会に参加していましたが、最後の1か月間は、最低でも1日5時間以上勉強して、自分を追い込みました。面接試験も大変で、厳しい仕事なだけに、追い込まれる面接も想定されます。心が折れないように、必死に食らいついて頑張りました。

入職した後で、一番やってみたいことは何ですか?

交通事故を未然に防ぐための街頭での呼びかけ、交通安全を啓発するための、学校や園などでの交通安全教室など、交通課の仕事をしてみたいと思っています。私が赴任するであろう都道府県は、人口10万人あたりの交通事故死者数が多めと聞いています。1人でも、事故による犠牲者を減らせるように職務に励みたいと思います。

内定が決まった時、ご家族の反応はいかがでしたか?

速攻で親に電話しました。両親が心から喜んでくれたことはもちろんですが、小さい頃から私をかわいがってくれた祖母の喜ぶ姿が、私の胸に刺さりました。祖母から見て誇らしい孫に、両親から見て誇らしい息子になれるように、精進していきたいと思います。

自分にとって就活とは何でしたか?

いかに自分の内面を表に出せるかが、勝負というか、分かれ目のような気がします。ふだんから、自分の中に信念のようなものを築き上げておくことが大事だなと、つくづく感じました。住民の皆さまの安全を守りたい、この一念を貫き通せたのではないかと思います。

藤田くん、ありがとうございました。安心・安全の鏡となれるよう祈っております。

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