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◇愛情教育、この指とまれ◇その821◇アクティブラーニングで開花しました。 名産大4年生物語 vol.11竹澤 伸一

小川翔くんへのメールが、日々、寄せられています。読者の皆さま、いつもありがとうございます。一部、紹介します。

「カリスマボランティア」様より。「(前略)私も、小川さんと同じ大学4年生です。教育学部なので、小学校と中学校体育科の免許を取得できる予定です。(中略)教育学部ということもあり、複数の教員免許を取ることは、ふつうのことです。でも、一般の学部で、免許を4種類も取るなんて、想像もできないことです。いったい、小川さんは、トータルで何単位取得することになるのでしょうか。(中略)しかも、小川さんは、小学校で支援員のボランティアをされているとか。私も、教育実習以外に、教職インターンシップにも行きましたが、小学校の現場は、想像以上に大変でした。そんな中で、冷静な目で、子どもたちや先生方の動きを見ている小川さんは、同期から見てもすごいと思います。(後略)」

「かけもちアルバイター」様より。「(前略)以前にもメールしました。定時制高校の4年生になったアルバイターです。まだ二十歳前なのに、飲食店のアルバイトのシフト管理を任されています。(中略)小川さんが、アルバイトリーダーとしてシフトを切り回せるのは、たぶん小川さんに人望があるからだと思います。シフトを組むというのは、本当に難しくて、色々なわがままと戦わなくてはなりません。(中略)小川さんの言う通り、現場はマニュアル通りには行きません。アクティブラーニングのことは、よくわからない部分がありますが、変化に対応しなければならない現場では、とても役立つと思います。(後略)」

「お久しぶりです。」様より。「(前略)たぶん、竹澤先生に紹介された体育教師本人です。初めてメールをします。3000号以上の学級通信を発行した竹澤先生。今もこうして毎日書いているのですね。(中略)私は、生徒の事実から授業をつくるようにしています。楽しい体育をやりたい生徒、身体を動かすのもかったるい生徒、バリバリのアスリートで、体育のぬるい授業では飽き足らない生徒。1つの学級には、色々な生徒が混在しています。そのすべてを、ある程度満足させる授業というのは、大変難しいですが、それを考えるのが現場の教師です。(中略)小川くんが、アクティブラーニングに出会えたことはラッキーでした。現場は、アクティブではないと、授業が成り立ちません。(後略)」

皆さま、ありがとうございました。

(つづく)