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◇愛情教育、この指とまれ◇その853◇アクティブラーニングで開花しました。 名産大4年生物語 vol.43竹澤 伸一

「必要に迫られてというわけでもないのですが、パソコンのタイピングや、ワード、エクセルといったMOS関連の技術習得を図っています。」

廣島大基くんは、少しはにかみながら語ってくれました。

廣島くん、どんな時にも大変意欲的です。タイピングやワード、エクセル、あるいはパワーポイント等の使いこなしは、これからの世の中、ますます必要感が増すと思うからです。

さて、名産大ですが、主に教養系の授業で、廣島くんが意欲を示している情報技術は習熟することができます。ただ、その後、その技術を、個々人がどのようにカスタマイズしていくかは、まさに自分にかかっていると思います。あとの連載で触れますが、廣島くんは紆余曲折の末、自分がもっともやりたい職業にたどり着きます(番外編に紹介されています)。そこで、今後予想される使い方で、自分の情報技術をカスタマイズしようとしているのです。

ところで、少々、私自身のことに引きつけて記します。還暦を過ぎた世代なら、誰でも納得していただけると思うのですが、我々の世代は、パソコンの操作法を、例えば学校の授業で学ぶという経験をしていません。たまたま同期とか、むしろ後輩、最近の私なら、むしろ学生から様々なテクニックを学ばせてもらっています。その時に、もっとも大切な資質があると思います。とにかく教えていただくのだから、徹底して謙虚になることです。また、自分が何がわからないのか明確にして、わかっている人がすぐに対応できるようにすることです。つまり、ぼやっとした質問をして、相手をイライラさせたり、相手の時間を必要以上に奪ってはいけないということです。

謙虚さを置いといて書きますと、私はタイピングだけは自信があります。ようやく「ローマ字入力」が「かな入力」に追いついてきましたが、入力だけなら(たぶん)神のごとくできます。廣島くんとタイピングをともにしたことがありますが、もともと謙虚な廣島くん、さらに謙虚でした。しかも、コミュニケーションは抜群でした。将来的に、キャリアアップのためにMOSの資格等に挑戦するのでも、廣島くんのスキルアップは早いと思います。

(つづく)