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◇愛情教育、この指とまれ◇その870◇アクティブラーニングで開花しました。 名産大4年生物語 vol.60竹澤 伸一
「名産大を卒業したら、地域のコミュニティールームの運営を、さらにパワーアップさせます。高齢者から幼児までが、気軽に集って、趣味でもいいし、書道を習ってもいいし、とにかく生き甲斐が持てる時間・空間を提供したいと思っています。」
岡山順子さんは、ますます意気軒昂に語ってくれました。すでに7年前に立ち上げている、「コミュニティー・ホッ,ト・たいむ」という、地域の皆さまの心の居場所を、バージョンアップしていかれるのだと思います。
まさにこの原稿の素案を書いている時に、岡山さんが研究室に立ち寄ってくださいました。「コミュニティー・ホッ,ト・たいむ」の「ホッ,ト」のネーミングの由来を、語っていかれました。日々の多忙な生活に、押し流されそうになっている自分を回復させるために、「ホッ,」としてほしいのだそうです。岡山さんの優しさが、思いっきり伝わってきますね。
またまた手前味噌ですみません。実は私にも、大学教員引退後のプランがあります。岡山さんと同じく、地域の居場所づくりです。私には、物心ついた時からコツコツと収集してきたものが、約5万点あります。幸いなことに、老若男女問わず誰でも閲覧できるものです。それを真ん中に置いて、地域の誰もが集える場所を模索してきました。それに、もう1つの柱として、私には剣道があります。40年以上携わってきて、幼児から高齢者まで竹刀を交えてきました。つまり、のんびり過ごしたい人は「閲覧」、竹刀を振ってみたい人は「稽古」。こんな居場所づくりの建設を始めています。
やはり、岡山さんと私の波長は、バッチリ合うみたいです。煎じ詰めて言えば、自分のできることで地域に貢献することです。
もちろん岡山さんも、名産大名物のBTP(ビジネストレーニングプログラム)をマスターしています。
地域貢献団体だとしても、ある面、経営があるわけです。BTPをはじめとする「地域ビジネス」の学びは、岡山さんの団体運営にとって、きっとプラスに作用するだろうと思います。
読者の皆さま、尾張旭市には、とにかく人の気持ちがわかる、近くにいれば「ホッ,ト」できる岡山順子さんという方がいます。一度、コンタクトを取られてはいかがでしょうか。
(つづく)