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「愛情教育、この指とまれ」番外編『名産大4年生、就活成功物語』その21~大阪府池田市立小中一貫校に内定、小川翔くん~

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。平成29年9月から連載が開始された「愛情教育、この指とまれ」は、おかげさまで連載800回を達成いたしました。この度、その番外編として、「愛情教育+職業教育=実践教育」の成果を受けて、みごとに内定を果たした4年生に、昨年同様インタビューをしました。聴き手は竹澤伸一教授。「その21」は、大阪府池田市立小中一貫校から内定をいただいた小川翔くんです。

大阪府池田市立小中一貫校から内定をいただいて、今の心境はいかがですか?


小川翔くん(愛知・菊華高等学校)

支援学級の担任をさせていただくので、とても楽しみにしています。中学校で教育実習をしたのですが、指導教官にかなり鍛えていただきました。そのご恩返しと、名産大の教職課程で育てていただいたご恩返しを二乗にして、子どもたちのために全力で取り組みたいと思います。池田市は、地元と言っても過言ではないので、故郷に尽くすつもりでも頑張りたいと思います。

一番苦労した点は何ですか?

中学校社会科、高等学校公民科、情報科の教員免許にプラスして、中高の保健体育科の免許の取得にもトライしました。名産大と提携している大学とのダブルスクールになったのですが、もう少しで取得できるところまで来ています。レポートや実技実習と、苦しい道のりでしたが、挑戦して良かったと思っています。

入職した後で、一番やってみたいことは何ですか?

支援学級の担任ということで、名産大の地元である尾張旭市の中学校と小学校で学校支援員のボランティアをしてきたことが、きっと活かせると思っています。多くの子どもたちと接する中で、その子に合わせた教え方や伝え方を学ばせていただきました。いずれは、中高の体育の先生になりたいとは思っていますが、子どもと接する土台づくりを、しっかりやっていきたいと思います。

内定が決まった時、ご家族の反応はいかがでしたか?

父は寡黙な人なので、あまり表情には出さずに、小さく『おめでとう』と言ってくれました。母は、中学校の体育教師なので、『やっと来たか』という感じでキラキラとしていました。母にしてみれば、息子が自分と同業者になる第一歩を踏み出したことに、大きな楽しみを持ってくれているのだと思います。

自分にとって就活とは何でしたか?

民間企業に興味を持った時期もありましたが、とにかく4つの教員免許を取ることに注力してきました。泣きが入ったことは一度もないと言えばうそになります。名産大には、その都度相談に乗ってくださる方がいましたので、心が折れないで済みました。就活とは、感謝と一歩前進だと思います。

小川くん、ありがとうございました。貴君の子どもたちへの眼差し、忘れません。

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