NSU News

◇愛情教育、この指とまれ◇その934◇名産大生、5年後、10年後の夢を語る。 vol.34竹澤 伸一

別の高校生の方から、宮脇正志くん宛のメールをいただきました。やはり抜粋してご紹介します。

「・・・宮脇さんの記事の中に、たくさんあった言葉がマルチタスクでした。私は高2の女子ですが、学校に通うことができず、ステイホームを守っている間に、マルチタスクについて深く考えるようになりました。何となく漫然と通学していた時には、見えないことでした。(中略)

いったん登校してしまえば、私たち、少なくとも私は、シングルタスクの連続をこなしていれば良かったのだと思います。教室で授業を受け、購買でお昼を買い受け、部活では顧問の先生のご指導を受け・・、考えてみれば受け身の連続でした。自分で考えるというより、そこに行って何かを『受ければ』良かったんだと思い返しました。そしてそれが、ごく当たり前のことだと思い込んでいました。(中略)

ところが、毎日家にこもる生活が始まると、意外と受け身ではいられないことに気づきました。学校から出されている課題はありますが、それを受け身でやっているだけではダメだと思いました。来年は大学受験です。課題を受け身でこなすだけで良いはずはありません。レールに乗るだけではダメで、自分から学ぶべきものを求めないといけないということに、やっと気づいたのです。(中略)

それに、家族の役割について、かなり考えさせられました。通学している時には、家事らしい家事は、まったくというほどやりませんでした。しかし、テレワークをやっている両親を横目で見ていて、洗濯と掃除は自分で引き受けることにしました。連絡をとっている友人も、同じようなことを言っています。(中略)

私は、つくづく思ったのですが、宮脇さんが就活のために関わっていらっしゃる現場などでは、私たち学生を育てるために、職員の方々がマルチタスクをこなされ、私たち学生がシングルタスクで済むように配慮してくださっているのではないかと考えました。とても有難いことだと思います。(中略)

宮脇さんがマルチタスクに取り組むことができる理由として、宮脇さんは、競技スポーツ経験をあげていらっしゃいます。特に団体競技だと、同時に色々な動きや思考をしないと、良い結果は得られません。私も、スポーツではありませんが、団体種目と呼べるものに取り組んできました。それがマルチタスクの向上に役立つとわかって、とてもうれしくなりました。(後略)」

宮脇くん、こんなことを記事から考えてくれる高校生がいてくれて、うれしいよね。

(つづく、あと66回)