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情報ビジネスで資格取得

情報ビジネスコースではICT分野の資格取得に力を入れています。

1)まずITパスポート資格の為の教科書を最初から最後まで徹底的に学習させ、基礎力を身に付けてもらいます。理解度を高めるために並行して毎週大量の練習問題を課題としてやってもらいます。その過程で学生が苦手とする内容にぶつかることが何度もあり、その場合は時間をかけて学生が納得するまで講習や復習を繰り返します。それでも理解できない学生には個別指導を行います。課題は一週間ごとに課せられていて、「正解できない問題があってもいいが必ずやってみる」をモットーに期限内にできるように心がけています。
ITパスポート資格を目指した学生たちは全員この厳しい取り組みを快く受け入れてくれたことを逆にゼミ担当教員として大変有り難く思いました。

2)その次の段階として過去問題集をやってもらい、毎週のゼミ時間、場合によっては時間外に集まってもらい、正解できなかったあるいは理解できなかった問題や内容を中心に解説したり、似たような問題を例示したりして学生達の理解力を深めていきます。時々突然の抜き打ちテストも実施します。これは学生本人の弱点を自覚させるために有効です。そして過去問題集の練習期間の後半からは、「正解に直結する内容が教科書に明確に載っている問題は必ず正解する」をスローガンに取り組んでいきます。不正解の場合は、その理由と反省点を述べてもらいます。
そのようにして、学生たちの正解率が日に日に上がっていきました。

3)学生達が受けるのはCBT方式の試験であるため、本試験と同じようなシミュレーションプログラムを使って複数回学生自身による模擬テストを実施し、合格の見込みをつけてから本試験に挑むようにします。本試験の試験時間は 165 分であり,100問出題されるので、1問あたり約 100 秒で解答しなければいないという厳しい時間制限に適応させるたには、この模擬テストは大変重要です。