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地域の生物多様性web図鑑作成のこころみ

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。今回は、地域の生物多様性web図鑑作成のこころみを紹介します。

地域の生物多様性web図鑑作成のこころみ

 名古屋産業大学の近隣には、自然環境のフィールドワークにうってつけの環境があります。徒歩5分圏内に昔ながらの田畑を営む里山、鎮守の森、雑木林、ため池等があり、徒歩15分圏内に愛知県森林公園があります。環境ビジネスコース長谷川ゼミの3、4年生は、こうした様々な生態系とその保全を学ぶために、生態系の基礎となる植物相の調査を行い、フロラリストの作成に取り組み始めました。専門ゼミにおいては、こうした現地でのフィールドワークを重ね、講義で学んだ知識を現場で活用できるいきた知識としていきます。

 この取り組みでは、フロラリストの作成だけでなく、植物の生育環境の実態をよりわかりやすく伝え、啓発するためのコンテンツとして、絶滅危惧種や希少種等の生育環境を動画で表現するweb図鑑としてまとめていく予定です。

 7月21日に調査の初日を迎え、1時間半程度のフィールドワークで、100種以上の植物を記録することが出来ました。学生はこの地方固有の絶滅危惧種や希少種を身近に観察できることに感銘を受け、目を輝かせていました。

東海地方固有の植物
シマジタムラソウ

着生のシダ植物
シノブ


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