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授業紹介:多形態コミュニケーション

多形態コミュニケーションでは、「伝えること」や「伝わること」ってどういうこと?という疑問を大切にしながら、講義を進めています。

普段、私たちは伝えるときに言葉を使うことが多いですが、「多形態」という言葉に表されるように「伝える」媒体は言葉だけではありません。また、教師が生徒に正しい答えを「教える」ことは、「伝える」ことと同じでしょうか。

今回は、言葉を用いずに「からだ」を用いて自分の感情を伝えること、誰もが対等な立場で表現の場に参加できること、を実際に体験するために“彫刻像展覧会”を参加者是全員ででおこないました。これは、くじ引きで決められたグループのメンバーが相談しながら、自分たちの「からだ」を彫刻に見立ててて、与えられたお題のシーンを作るものです。それぞれが彫刻なので、動いたり、セリフを話したりできません。与えられたお題は「最高の瞬間!」、「怖かった」などでした。

参加した学生からは「止まった状態でも意外と表現のしかたはたくさんあるんだなと思った」、「みんなと協力しながら一つのものを表現するのはとても面白かった」といった感想が聞かれました。