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人生を決める出会いを求めて、30分間の説明・質疑に賭ける ~合同企業説明会を実施しました~
愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。
3月7日(月)、8日(火)の両日、名古屋産業大学と名古屋経営短期大学は、学内で合同企業説明会を実施しました。長期化するコロナ禍の中、十分な感染対策を施した上での、対面方式の企業説明会は貴重です。当日は四短の学生が多数参加し、「運命の30分間」に心身を委ねました。その様子をリポートします。
(文責 名古屋産業大学キャリア支援委員長 竹澤伸一)
(キャリアデザイン・キャリアガイダンス等で学んだ成果を活かして)
名産大生はキャリア学習を1年次から体系的に進めています。キャリアデザインやキャリアガイダンス等の科目が、自分を見つめさせ、自己分析を促し、業界や企業研究に個々の学生を駆り立てています。また科目の内外で就活エージェントの方々と接し、就活情報の摂取のしかたや、志望動機等のブラッシュアップ方法なども学んできました。つまり3月7日・8日に合同企業説明会の場に臨んだ名産大生たちは、ほぼ準備万端の状態で参加することができているのです。
(一企業との出会いは30分間)
さて、2日間で名産大生が出会うことのできる企業様は、最大値で8社。1日単位では30分の4ラウンド制です。では、この30分間という時間は長いのか短いのか。予め出会いたい企業様を個々の学生はセレクトできるので、その学生の意識が高ければ高いほど30分間は密度が濃いものとなります。びっしり下調べを手帳に記している学生の背後からそっと覗き込んでみると、黒文字の隙間に赤文字と青文字が躍っていました。30分間を有効活用できましたね。
(参加企業は名産大卒業生を長らく育成)
建設資材、機械・金属加工、専門商社、金融、IT関連、マスコミ、自動車、通信、サービス、福祉、人材派遣、不動産、観光関連、アパレル、医療関連、等々。この度、合同企業説明会に足を運んでくださった企業様は、現在進行形で名産大卒業生を育ててくださっている企業様です。卒業生に折に触れて話を聴くと、厳しい中にも温かく、かつ長い目で育成してくださっている様子が伝わってきます。名産大には、卒業生の人生設計を支えてくださる、多くの企業様がついていてくださるのです。
((株)インテルプレスによる特別セミナーも)
今回の合同企業説明会にも、東海地区の就活支援にめっぽう強い㈱インテルプレス様からご協力をいただきました。そして、もはや合同企業説明会の名物になりつつある特別セミナー「自分にぴったり合う企業の探し方、教えます!」を開催してくださいました。たとえ準備に準備を重ねた名産大生であっても、いざ企業様とご対面となると少し足が竦む面もあるかも知れません。その緊張感を緩和し背中を押してくれるのが、このセミナーなのです。
(即日エントリーでビクトリーロードへ)
2月11日に配信した「就活スタート講座」の記事を覚えていらっしゃる読者の皆さまも多いと思います。「この企業」と思ったら、即座にエントリーです。今回の合説で、各企業から「求められる人材」や「入社後の育成の仕方」等も示されました。2日間、フル参加した名産大生が私にふと言いました。「即日エントリーしたい企業が4社あります。」私は答えました。「そうだね、君のビクトリーロードの始まりだね。」
今回の合同企業説明会の中で共通して語られていたのが「生きがい」という言葉。名産大生は「生きがい」の入り口に立ちました。