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【エコレク部】マダケでメンマ作り!!美味しい環境学習始めました!

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。
今回はエコレク部の活動を紹介します。


私たちエコレク部(Ecology&Recreation)は「自然に遊び・自然に学ぶ」をスローガンに、種々様々な自然環境保全活動を行うクラブです。今回は、里山保全で大きな課題になっている竹林拡大問題に着目して、竹林活用の推進のためのメンマ作りをご紹介します。

6月1日に大学近隣の里山で地上高1~1.5mに生長したマダケ(イネ科マダケ属、真竹)の幼竹を収穫してきました。

6月2日に本学4号館の調理実習室にて調理開始!
その竹の皮を剝がしていきます。柔らかくえぐみの少ない所を一定の長さに切り、柔らかく煮た後に塩漬けにします。

たくさんのメンマ用幼竹ができました!
とても美味しいメンマが作れる竹は、古くからうちわ等の日用品や家具、柵などの建築物の資源、料理の材料まで様々な用途で使用されていました。しかし高度成長期以降は外国産の竹の子やプラスチックが安価で流通し、竹林の需要が減少、各地の竹林は放置されるようになってきています。放置された竹林は、森林の多様性の破壊や、地滑り発生、里山の景観の損失、民家への侵入など、竹害と呼ばれる被害を引き起こしてしまいます。こうした竹害を解決する一つの手段が、今回のメンマ作りです。美味しくて、更に自然環境にも良い、まさに一石二鳥の活動です。収穫してきた15本の幼竹から、8リットルガラス瓶3瓶分のメンマが作れました!

素材の幼竹の収穫から調理までを一貫して実践することで、身近な自然の恵みとその保全について、楽しく学べる機会になりました!メンマ作りに協力いただいた皆様ありがとうございました。今後は、メンマのより美味しい食べ方の開発を進めます!


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