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東北ボランティア隊3日目-自分の知識だけで終わらせない-

MEISAN東北ボランティア隊,宮城県での最終日。戸倉公民館や旧大川小学校で語り部の方たちからお話をお聴きして,色々な思いを胸に現地を背にしました。

フェリーでの長い帰路は,自分達が見聞きし感じたことを他の人たちにも伝えていくための総まとめをして過ごします。


「普段過ごしていた日常生活では味わうことができない体験をあじわうことができました。当たり前に点灯する電気、蛇口や火元を撚れば出てくる水やガスなどのありがたみを災害を体験していない私たちはこのありがたみを忘れていたことに気づきました。これからはこのあたりまえに感謝し学んだことを多くの人に伝えれるよう努力していきたいです。」(現代ビジネス学科 山本 玲於)

 

「被災地の現状や震災遺構や伝承館など、現地に行かないと分からない事を知る事ができた。また、災害に対する考え方などを現地の方から直にお聞きする事が出来たのはとても有意義な経験であった。今回体験した内容を、自分だけが活かすのでは無く他の人にも伝えたることで、今回のボランティアに参加した意義が発揮されると思うので伝える事をしていきたい。」(経営専門職学科 城山 悠)

 

「現在は3.11から次の災害までの『災間(サイカン)』であり、今できることをやることで1人でも多くに命が救えることだと、知識を深める事ができました。今回ガイドしてくださった阿部さんとの縁を大切に、災間である今、次の災害に備えるべく多くの人に、3.11の教訓を広げて備災に対する意識を高める活動をしていきたいと思います。名古屋でも南海トラフ地震の確率が高く、いつ起きてもおかしくない状況です。起きる前に、1人でも多くの人に知ってほしいと思います。」(経営専門職学科 加藤 翔一郎)