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「尾張旭市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画(素案)に関するパブリックコメント」に応募!

愛情教育と実践教育で学生を応援する名古屋産業大学(MEISAN)。伊藤雅一先生が担当する「循環型社会論」では、実社会の課題に対応した実践教育の一環として「尾張旭市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画(素案)に関するパブリックコメント」に応募しました。

「循環型社会論」の授業で、「尾張旭市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画(素案)に関するパブリックコメント」に25個のアイディアを提出しました。その一部を紹介します。

<継続性のある啓発活動について>
北海道豊浦町では、容器包装廃棄物の排出抑制を促進しており、その中でも、地域の広報誌を活用した継続性のある啓発や自治会、学校等へのリサイクル情報の提供、イベント開催による啓発など、啓発活動が充実している。ごみ減量のためには、決められた目標分のごみを減らす直接的な取組も必要だが、啓発活動のような間接的な取組も必要だと考える。「継続性のある啓発」が最も重要になると思う。そのためには、豊浦町のように、地域のイベント、広報誌などを活用し、より積極的な啓発活動を行ってはどうか。

<資源ごみの混入について>
燃えるごみ中の資源ごみ混入率について、現段階では25%、つまり1/4が混入している。私も実際に資源ごみになるものを燃えるごみに捨てたことがあるため、分別のメリットに関する解説や分別の仕方のガイドブックなどを充実することが効果的ではないか。

<エコクッキングについて>
東邦ガスや大阪ガスでは、クッキングスクールの講師が小学校でデモンストレーションなどをしている。学校の家庭科の調理実習の一環としてエコクッキングを実施してはどうか。素案では、レシピを配ることが位置付けられているが、レシピを配るだけでなく、実際に体験をさせた方が今まで以上にエコクッキングを認知させることができるのではないかと思う。

今回「循環型社会論」で学んだ知識を活かしてたくさんのアイディアを投稿したところ、尾張旭市環境課ごみ減量係の担当者から「循環型社会論の講義を通し、尾張旭市のごみ減量について、多くの学生方が学んでおられること、とても嬉しく感じています。他市の事例に関する御意見の中には、私共職員が初めて知るものもあり、大変勉強になりました。今回、皆様にいただきました貴重な御意見は、計画の策定・推進の参考とさせていただきます。この度は、貴重な御意見をありがとうございました。今後とも、環境行政に一層の御理解と御協力をお願いいたします。(一部抜粋)」とお礼のコメントをいただきました。」本学でもアイディアだけでなく実際に実現をしてごみ削減に貢献していきます。

※学生が提案した他のアイディアはこちらから。

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