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ビジネス心理コースより,「自己紹介」が苦手な方へ

学校や職場でも新たなメンバーでの活動が始まる4月になりました。

先日卒業生を送り出して嬉しさと寂しさの入り混じっていた名古屋産業大学でも,新入生を迎え,良い天気のなか入学式が執り行われました。

新たなメンバーで活動する際には,自己紹介を求められることが多いと思います。

自己紹介と関連する用語に,「自己開示(Self-disclosure)」があります。自己開示は1971年に心理学者のシドニー・ジュラード (Sydney Jourard)が使用した用語で,自分の情報をありのまま他者に伝えることを言います。自己開示の内容には,成功したことも失敗したことも含まれます。「腹を割って話す」ということですね。

しかし,自分の内面をオープンにすることが苦手だったり不安になったりする人もいると思います。

 

自己開示には,4つのレベルが挙げられます(二羽・丸野, 2009)。

 レベル1)趣味

 レベル2)困難な経験:つらい経験をどう乗り越えてきたかなど

 レベル3)決定的ではない欠点や弱点:少しだめだなと思っているところなど

 レベル4)否定的性格や能力:自分のすごく嫌な部分など

最初から「ありのままの自分を話さないと」と思うと,緊張して余計話しにくくなるかもしれません。

新年度の自己紹介では,まずはレベル1にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

 

たとえば,以下について事前に考えて用意しておくと,自己紹介がしやすくなるかもしれません。

(1)好きなもの(こと)

 例)好きな食べ物,好きな色,好きな場所,はまっていること

(2)最近経験した楽しかったこと

(3)休日や空きコマの過ごし方

(4)出身地 & 出身地PR

(5)所属(学科,コース,部活・サークル など)

(6)名産大(学科,コース)を選んだ理由

(7)新年度の抱負,意気込み,この1年でしたいこと

 

ビジネス心理コースで培う3つのポイント

[1]EMPOWERMENT(エンパワーメント)
全ての人ひとりひとりが本来持っている力を発揮できるような人材活用ができるようになる

[2]WELL-BEING(ウェルビーイング)
働く人もお客様も幸せになれるような満足度の高いサービス提供ができる人材になる

[3]MENTAL HEALTH CARE(メンタルヘルスケア)
心身ともに健康な社会人生活を長く続けられるためのスキルを活用できる

 

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